プロモーションの方法とは?マーケティング戦略に欠かせない4つのプロモーション方法!
自社商品・サービスを販売するうえでは、ターゲットに合わせたマーケティング戦略が欠かせません。また、マーケティングの重要なプロセスの一つであるプロモーションでは、自社商品・サービスをいかに消費者に知ってもらい、購買行動へつなげられるかが重要です。
マーケティング担当者のなかには、「効果的なプロモーションの方法をもっと知りたい」「自社のターゲットに合うプロモーションの方法が分からない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、企業のマーケティング戦略を成功に導くプロモーションの4つの方法と、最近話題を集めているマーケティング戦略を簡単に紹介します。
この記事の目次[非表示]
- 1.4つのプロモーションの方法
- 1.1.①販売促進のために行う方法
- 1.2.②PR活動による方法
- 1.3.③広告・宣伝による方法
- 1.4.④SNSを活用した方法
- 2.キャンペーンプロモーションに影響する話題のマーケティング戦略
- 3.まとめ
4つのプロモーションの方法
企業のプロモーション方法は、販売促進、PR活動、広告・宣伝、SNSの活用、の大きく4つに分けられます。
①販売促進のために行う方法
1つ目は、セールスプロモーションとも呼ばれる、販売促進を狙ったプロモーション方法です。
認知度向上よりも購買行動への促進に重点を置いた取組みで、商品・サービス購入による特典を付けたり、無料配布で商品を試してもらうことで、購入意欲を高めることができます。
▼販売促進を狙ったプロモーションの例
- レシートを購買証明として応募するキャンペーンの実施
- 商品についているシリアルナンバーを利用したキャンペーンの実施
- 次回の買い物で利用できるクーポンを発行する
- 商品サンプルを配布する
- 実演イベントを行う など
Dlineの『レシート応募キャンペーンシステム』を利用すれば、解析エンジンとAI学習機能を活用して、瞬時に高精度の解析を実現できます。
また、『シリアル応募キャンペーンシステム』では、シリアルナンバーを利用したキャンペーンを幅広いバリエーションで実施することが可能です。
②PR活動による方法
2つ目は、PR(Public Relations:パブリックリレーションズ)活動によるプロモーション方法です。
PR活動は、消費者との関係を深めたり、信頼関係を築いたりするために行う行動のことです。消費者へ直接的に購買を促すのではなく、メディアへアプローチすることで、テレビや雑誌などで自社商品・サービスを紹介してもらうきっかけをつくります。長期的な自社商品・サービスの信頼やイメージ向上を狙い、購買行動へとつなげます。
▼PR活動の例
- プレスリリースの配信
- イベントへの協賛
- 自社ブログの投稿
- 慈善活動への参加 など
③広告・宣伝による方法
3つ目は、広告・宣伝を利用したプロモーション方法です。
テレビや新聞、ラジオ、雑誌、Webサイトなどの媒体を通して、自社商品・サービスを多くの消費者に認知してもらいます。
▼各媒体を利用した広告・宣伝例
- テレビCM
- 折込チラシ
- フリーペーパー
- 交通広告
- バナー広告
- リスティング広告
広告費はかかりますが、媒体を適切に選択することができれば、狙いたいターゲットにアプローチしやすいというメリットが挙げられます。
広告・宣伝を行う媒体を検討する際は、消費者がどの媒体から情報を得ているか、データを参考にすることもポイントです。
画像引用元:総務省情報通信政策研究所『令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書 <概要>』
総務省の情報通信政策研究所が公表している『令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>』によると、10代から40代ではインターネット、50代および60代ではテレビの利用率が高いことが分かります。
また、信頼できる情報はテレビから情報を得るという回答が多く、趣味や娯楽に関する情報はインターネットから得る場合が多いことも分かりました。
このように、年代や目的によって利用する媒体は変わるため、ターゲットに適した媒体を選ぶことが重要です。
出典:総務省情報通信政策研究所『令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>』
④SNSを活用した方法
4つ目は、SNS(Social Networking Service:ソーシャルネットワーキングサービス)を活用したプロモーション方法です。
リアルタイムで発信できるSNSは、双方向でのコミュニケーションが取りやすいことから、消費者に親近感を持ってもらいやすいというメリットがあります。また、少ない費用で運用できるというのも魅力の一つです。
さらに、スマートフォンの普及により、SNSの利用者が増加していることもSNS活用が有効な理由です。
下記のグラフでは、LINE・X(旧Twitter)・Facebook・Instagram・YouTubeなどの利用者が多く、特にLINEとYouTubeは年代に関係なく幅広い層が利用していることが分かります。
画像引用元:総務省情報通信政策研究所『令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書 <概要>』
プロモーションでSNSを活用する際は、ターゲットの年代に適したSNSを選ぶことでより効果が期待できます。
▼SNSを活用したプロモーションの例
- 自社オリジナルのハッシュタグを利用した人に抽選で商品券をプレゼントする
- LINE公式アカウントの友だち限定でお得な割引コードを発行する
X(旧Twitter)のフォローと投稿のリツイートを条件にキャンペーンを実施する
- インフルエンサーを起用して商品に関する投稿を依頼する
SNS特有のシェア機能を活用したキャンペーンの実施や、影響力のあるインフルエンサーの起用などで、自社商品・サービスの認知拡大を実現します。
Dlineの『SNSインスタントウィンキャンペーンシステム』なら、LINEやX(旧Twitter)などのSNSを使用して、即時抽選や商品サンプリングのキャンペーンを実施できます。
出典:総務省情報通信政策研究所『令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>』
キャンペーンプロモーションに影響する話題のマーケティング戦略
以上のプロモーション手法を基礎として、DX化が進むマーケティングの界隈では以下のようなトピックが昨今話題となっています。これらのテクノロジーや新しいアイディアから様々なキャンペーンプロモーションが生まれています。
キャンペーンプロモーションもマーケティングのDX化と同様にアナログからデジタルへ、オフラインからオンラインへの移行が加速度的に進んでいます。
まとめ
この記事では、プロモーションの方法について以下の内容を解説しました。
- PR活動による方法
- 広告・宣伝による方法
- SNSを活用した方法
- 話題のキャンペーンプロモーション戦略
一口にプロモーションといっても、さまざまなやり方があります。自社商品・サービスのターゲットを明確にしたうえで、どのような方法でアプローチしていくか検討することが重要です。
今回紹介した方法を組み合わせて実践することで、よりプロモーションの効果が期待できます。自社商品・サービスに合った方法をぜひ検討してみてください。
また、プロモーションによっては、顧客データを取得できる方法もあります。取得した膨大なデータの処理や管理などを自社で対応することが難しい場合は、代行サービスを利用するのも一つの手段です。
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