海外の面白い販促キャンペーン 話題を呼んだ5つの成功事例

海外の面白い販促キャンペーン 話題を呼んだ5つの成功事例

海外では、ユニークな発想とクリエイティブなアイデアを駆使した販促キャンペーンが数多く展開されています。これらのキャンペーンは、消費者の興味を引き、ブランドへの関心やエンゲージメントを高める重要な役割を果たしています。

本記事では、世界中で話題となった面白い販促キャンペーンを厳選して紹介します。新しいキャンペーンアイデアのヒントにぜひお役立てください。


この記事の目次[非表示]

  1. 1.世界中で注目されたユニークな販促キャンペーン
    1. 1.1.マクドナルド モノポリー (世界中で展開)
    2. 1.2.Lay's 「Do Us A Flavor」 (世界中で展開)
    3. 1.3.バーガーキング「WHOPPER SACRIFICE」 (アメリカ)
    4. 1.4.ドリトス「Crash the Super Bowl」 (アメリカ)
    5. 1.5.エールフランス「Cloud Slicer」 (フランス)
  2. 2.まとめ


世界中で注目されたユニークな販促キャンペーン

マクドナルド モノポリー (世界中で展開)

「マクドナルド モノポリー」は、1987年にアメリカで開始されたキャンペーンで、商品購入者にモノポリーのゲームピースを模したシールを配布するものです。消費者はこれを集めてボードを完成させると、現金や車、旅行などの豪華賞品が当たるチャンスを得ます。また、一部のピースは「インスタントウィン」として、その場で賞品が受け取れる仕組みが採用されています。このキャンペーンは、シールを集めるというシンプルな行動がゲーム感覚として消費者を楽しませる一方、賞品の豪華さや収集性が購買意欲を刺激します。


特徴

  • モノポリーのボードゲームを模倣したデザインが、懐かしさと楽しさを喚起
  • 「レアピース」の導入により、宝探しのような高揚感を提供
  • 各国ごとにカスタマイズされた賞品が用意されており、グローバル展開とローカルニーズのバランスが取れている
  • 不正防止策として、高度なセキュリティと管理が採用されており、ピース発行や抽選プロセスは厳密に管理されている


Lay's 「Do Us A Flavor」 (世界中で展開)

ポテトチップスのブランドであるLay'sの「Do Us A Flavor」は、消費者からポテトチップスの新フレーバーのアイデアを募集し、投票を通じて優勝フレーバーを選出する参加型キャンペーンです。選ばれたフレーバーは実際に商品化され、一定期間販売されます。このキャンペーンは、消費者が「自分のアイデアが実現する」ことを体験できるUGC(User Generated Content)の典型例として知られています。多くのユニークなフレーバーが提案され、話題性を生むと同時に、消費者のブランドへの関与を深めました。


特徴

  • 消費者の提案から「わさび生姜味」や「カプチーノ味」など、斬新なフレーバーが登場
  • 投票プロセスを通じて、SNSでのシェアやコメントが活発化し、ブランド認知が向上
  • 優勝者には賞金が贈られる仕組みがあり、さらに注目を集めた


バーガーキング「WHOPPER SACRIFICE」 (アメリカ)

Facebookの友達を10人削除すると、無料で「WHOPPER(ワッパー)」を獲得できるという衝撃的なキャンペーン。「WHOPPERT SACRIFICE(ワッパーの生贄)」という名前の通り、友達を削除する行動を取ることで報酬を得られるという独特の仕組みが、多くの議論を呼びました。このキャンペーンは、削除された友達に「あなたはワッパーのために削除されました」という通知が送られるため、ユーモアと挑発が組み合わされた施策となっています。


特徴

  • 短期間で800,000以上の友達削除が記録され、Facebook側が制限を設けるほどの反響
  • ソーシャルメディアのバイラル性を最大限に活用
  • 消費者に「参加することで話題にできる」という特典を提供


ドリトス「Crash the Super Bowl」 (アメリカ)

「Crash the Super Bowl」は、消費者が制作したドリトス(お菓子)のCMを募集し、優秀作品をスーパーボウルの放送中に放映するキャンペーンです。消費者がクリエイターとして参加できるこのキャンペーンは、広告制作のプロセスを開放し、ブランドと消費者の距離を縮める効果をもたらしました。また、応募者は賞金や注目を得るチャンスを与えられるため、非常に高いモチベーションで参加しました。


特徴

  • 世界的イベントとの連動:スーパーボウルという巨大なプラットフォームを活用し、ブランド認知度を飛躍的に向上
  • 消費者のクリエイティビティを活用: UGCモデルにより、多様な視点からの広告が生まれ、ブランドのイメージが新鮮に保たれる
  • キャンペーン期間中の持続的な話題性: 応募期間中、消費者同士の競争や共有が活発化し、キャンペーン全体の盛り上がりを持続


エールフランス「Cloud Slicer」 (フランス)

「Cloud Slicer」は、エールフランスが2015年にリリースしたモバイルゲームアプリです。このゲームは、画面上に現れる雲を指でスライスして得点を競うシンプルな内容で、誤って月をスライスするとゲームオーバーになるというルールでした。エールフランスはアジア路線で新しいビジネスクラスシートの導入を記念し、搭乗前にこのゲームをプレイして最高得点を獲得した乗客に、エコノミークラスからビジネスクラスへの無料アップグレードを提供する「アップグレード・チャレンジ」というキャンペーンを実施していました。


特徴

  • ゲームとブランドの連携:エールフランスの「空の旅」を連想させるビジュアルと直感的なゲーム設計がブランドメッセージを強化。
  • ゲームの内容は、画面に現れる雲をスライスして得点を競うシンプルなもの。月をスライスするとゲームオーバーになるという要素でスリルが追加。

  • 利用者がエールフランスのプレミアムサービスを体験する機会が増え、将来の利用促進


まとめ

海外の面白い販促キャンペーンには、創造的な発想と巧妙な仕組みが組み合わさった事例が数多く存在します。本記事で紹介したキャンペーンは、消費者の関心を引きつけるだけでなく、ブランドへのエンゲージメントを深める優れた方法を示しています。

例えば、「マクドナルド モノポリー」や「Lay's Do Us A Flavor」のように、消費者参加型のキャンペーンは購買意欲を高めるだけでなく、収集や投票といった楽しみを提供します。一方で、「WHOPPER SCARIFICE」のような斬新な取り組みは、日常をエンターテインメントに変えることでブランド体験をユニークなものにしています。

これらの事例から学べるのは、ターゲット層のニーズを的確に捉え、それに応じたキャンペーンを展開することで、短期的な売上向上だけでなく、長期的なブランド価値の向上にも繋がるという点です。日本国内での応用にあたっては、文化や市場特性に合ったアレンジが必要ですが、これらの成功事例は、新しい販促アイデアを考える際の大きなヒントとなるでしょう。

なお、「今まで日本国内で実施されたことのない新しい仕組みのキャンぺーを考えたが実現可能か知りたい」という方は、カスタマイズに強いDlineまで是非お問い合わせください。

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