新商品の宣伝効果、新規顧客開拓に期待できるオープンキャンペーンの魅力
商品を購入しなくても誰でも参加できるオープンキャンペーンは商品やサービスの認知訴求として役に立ちます。
SNSと連携することで楽しみながら気軽に参加してもらい、口コミの拡散をしてもらえる効果も期待できます。オープンキャンペーンと一言で言っても、いろいろな方法がありますのでどのような種類があるかを紹介します。
この記事の目次[非表示]
- 1.オープンキャンペーンとは
- 2.オープンキャンペーンとクローズドキャンペーンの違い
- 2.1.参加のハードルが低い
- 2.2.新たな顧客層を開拓できる
- 2.3.新商品や新サービスのPRにつながる
- 2.4.景品の自由度
- 2.5.SNSの公式アカウントのフォロワー増加・情報拡散にも有効
- 2.6.サンプリングの機会として
- 3.オープンキャンペーンの種類
- 3.1.ベタ付け(総付け、必ずもらえる)
- 3.2.先着順
- 3.3.インスタントウィン
- 3.4.後日抽選
- 4.まとめ
オープンキャンペーンとは
オープンキャンペーンとは商品やサービスの購入を条件としないで、誰でも自由に応募できるキャンペーンのことです。キャンペーン内容として動画視聴、アンケート、フォトコンテストなどの多くのキャンペーンが行われます。
購入を直接促進するというよりは、商品やサービスを消費者に幅広く認知してもらうことを目的に行われ、新製品発売に伴うPRや、周年記念イベントでの実施を目的にしています。
オープンキャンペーンとクローズドキャンペーンの違い
ここではオープンキャンペーンとクローズドキャンペーンの違いについて説明します。
参加のハードルが低い
オープンキャンペーンはクローズドキャンペーンと違い、商品の購入や店舗への来店がなくても応募できます。キャンペーン参加のハードルが低いため、クローズドキャンペーンよりも多くの参加者を集めることが可能になります。
新たな顧客層を開拓できる
クローズドキャンペーンの場合、商品の購入や店舗への来店が条件となるため、メインターゲットは既存顧客となります。しかし、誰でも応募できるオープンキャンペーンなら、新たな顧客層の開拓が期待できます。商品やサービスのことを知らない非認知層から、自社に興味関心を持っている潜在層まで、幅広く顧客の掘り起こしを行うことが可能になります。
新商品や新サービスのPRにつながる
新商品や新サービスを発表する場合も、オープンキャンペーンの実施がおすすめです。応募条件がなく、誰でも参加できるオープンキャンペーンであれば、より多くの消費者に新商品や新サービスをPRすることができます。キャンペーンを成功させればブランドの認知拡大だけでなく、消費者に直接購買行動を促すことも可能になります。
景品の自由度
オープンキャンペーンには、景品表示法の規制が適用されないため、景品の金額に上限がなくターゲットに合わせた魅力的な景品を設定することが可能です。
SNSの公式アカウントのフォロワー増加・情報拡散にも有効
X(旧Twitter)を用いたSNSキャンペーンでは、該当のアカウントをフォローし、投稿のリポストを参加条件にすることが多いです。フォロワーが増えるとともに、リポストにより一気に情報を拡散させることができます。すでに企業アカウントをフォローしていたファンから、まだファンではないそのユーザーのフォロワーにどんどん情報が広がることで、認知拡大やブランド形成につながります。
サンプリングの機会として
リードの獲得やナーチャリング(※1)を目的として「アンケートに答えて、もれなくサンプル品をプレゼント」など、あまりコストをかけずに見込み客リストを作成することができます。
オープンキャンぺーンとクローズドキャンぺーンではそれぞれ強みが違うため、目的に合わせて使い分けることがことが大事になります。お互いのメリットを最大限に生かすためにオープンキャンペーンとクローズキャンぺーンを同時開催も増えてきています。
※1顧客育成という意味で「見込み顧客から顧客へ」「既存顧客からリピーターへ」といった、顧客を段階的に育てていくこと。
オープンキャンペーンの種類
主流なオープンキャンペーンの種類について基本となる流れを付けて説明します。
ベタ付け(総付け、必ずもらえる)
アンケート記入や動画視聴を応募条件として達成したユーザー全員に景品をプレゼントします。
応募条件達成で必ず景品がもらえるためキャンペーン参加者が増え、アンケートの回答率の上昇や商品の認知を広げたい場合に使用します。
具体的なキャンペーンイメージ
- 友達追加してLINEポイント○○ポイントもらえる
- 動画視聴して期間限定壁紙がもらえる
▼ベタ付けキャンペーンの基本の流れ
- キャンペーンURLにアクセス
- アンケート回答(動画視聴)
- ベタ付け景品をプレゼント
先着順
上限人数に達するまでアンケート記入や動画視聴を応募条件として達成したユーザー全員に景品をプレゼントします。
決まった予算で多くのユーザーのアンケートデータを収集しつつ、商品やブランドの認知を広げたい場合に使用します。
具体的なキャンペーンイメージ
- 動画視聴して先着10,000名にコンビニで使える無料クーポンプレゼント
アンケート回答して先着50,000名にデジタルギフト100円分プレゼント
▼オープン先着キャンペーンの基本の流れ
- キャンペーンURLにアクセス
- アンケート回答
総付け景品を付与
※配布人数に達成するとキャンペーンが終了する。
インスタントウィン
キャンペーン応募時にアンケートや動画視聴をした後に即時抽選を実施し、すぐに結果が分かるため、ユーザーはゲーム感覚で参加できます。
期間中1日1回毎日応募可能などの制限を加えることでキャンペーン参加をルーティン化することができます。
具体的なキャンペーンイメージ
- 動画視聴してその場で○○ビール無料クーポン当たる
アンケート回答してゲームに参加!○○で使える商品券あたる
▼インスタントウィンキャンペーンの基本の流れ
- キャンペーンURLにアクセス
アンケート回答(動画視聴)
抽選に参加
その場で当落結果が表示される
後日抽選
キャンペーン応募時にアンケート、当選時の配送先を回答し、後日抽選を行い当選者に景品をプレゼントします。
オープンキャンペーンの中で少ない当選者に豪華な景品をプレゼントしたい場合に使用されます。
具体的なキャンペーンイメージ
- アンケート回答で10名様に超豪華景品が当たる
LINE友達追加で1名様に○○旅行プレゼント
▼後日抽選の基本の流れ
- キャンペーンURLにアクセス
- 応募情報、アンケート回答
- 後日当落結果が表示される
まとめ
この記事では、オープンキャンペーンの手法とメリットについて以下の内容を解説しました。
- オープンキャンペーンとクローズドキャンペーン 違い
オープンキャンペーンの種類
オープンキャンペーンは商品やサービスを消費者に幅広く認知してもらうことを目的に行われ、新製品発売に伴うPRや、周年記念イベントでの実施が多くなります。
また、景品表示法上の景品規制が適用されないという利点を生かした手法や景品選定によって、対象となる商品・サービスを消費者に幅広く認知してもらうことが可能になります。『Dline』では、オウンドメディアのファン増加やリテンションUP、販路拡大、SNSキャンペーンなど、デジタルプロモーションを成功に導く施策を実施できます。最適なシステムの提案、開発、運用までをトータルでサポートします。
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