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いまさら聞けないレシートインスタントウィン~解説編~

対象商品を購入後にキャンペーンサイトでレシートをアップロードし応募するといったWebキャンペーンは、誰でも一度は見たことがあると思います。 

多くの企業が、販売促進や対象商品の販路拡大などの目的で、対象商品や対象店舗での購入を参加条件とするマストバイキャンペーンを企画しています。その中でも、レシートキャンペーンは一つの手法として採用されており、自動解析技術の発展により、結果を即座に表示するインスタントウィン方式が増えています。この記事では、レシートを購買証明としてインスタントウィンキャンペーンを行う際のメリットや施策例について紹介します。

レシートインスタントウィンキャンペーンを実施するメリット 

インスタントウィン形式のレシートキャンペーンは、ハガキ応募などのアナログでは実施が不可能なため、Web上で実施されます。 

レシート情報をリアルタイムで読み取り、「購入日時」「購入店舗」「購入商品」「商品の購入金額」「合計金額」情報より、応募必要な条件を満たしているかを識別します。そして、条件を満たしている応募から自動で抽選を行い、当落が決定します。 

このような、購入者へ即時抽選形式(インスタントウィン)で賞品を提供できるレシートキャンペーンには、メリットがたくさんあります。まず、企業側のメリットを紹介します。 

 抽選作業が必要ないため、事務局費用を抑えられる 

システムが抽選をしてくれるため、ハガキ応募の時に行っていた膨大なハガキから当選者を抽出するといった作業が必要なくなります。 

また、賞品をデジタルギフトに設定することで、抽出した当選者の情報を登録し賞品を発送するという作業もカットすることができます。賞品の在庫管理や発送のコストや手間がかからずに済みます。 

そのため、Web上で全て完結したキャンペーンを実施することが可能になります。 

購買証明の準備にかかる時間とコストを削減 

購買証明にレシートを使用するため、キャンペーンのために新しく購買証明を準備する必要がありません。 

応募シールが付いた商品がキャンペーン期間中になくなる、キャンペーン期間終了後も応募シール付き商品が店頭にあるといったことが起きません。 

次にユーザー側のメリットについて紹介します。 

気軽に応募でき、結果がすぐにわかるため購買意欲をかき立てる 

ユーザーは、スマートフォンなどで簡単に参加でき、後日発表ではなく参加と同時に抽選結果が分かるため、参加意欲が増加します。 また、複数回応募にもつながりやすくなっています。 

個人情報の入力をしなくて済む 

後日抽選のキャンペーンなどは、応募時に賞品送付先情報の入力を求められることが多くあります。しかし、インスタントウィン形式のキャンペーンでは、当選者のみが賞品送付先情報を入力すればよい仕組みになっているため(デジタルギフトの場合は賞品送付先情報の入力も不要)、ユーザーの手間がかからない、参加しやすいキャンペーンが実現できるのです。 また、企業目線も、企業側は個人情報を必要以上に取得しないで済むというメリットもあります。 

レシートインスタントウィンの施策例 

有人レジとセルフレジを導入している店舗でのキャンペーン 

セルフレジを導入している店舗では、購入者の購買証明としてレシートを活用することが有効です。 購買証明に応募券に書かれたシリアルナンバーを利用する場合、有人レジでは応募券を手渡すことが可能ですが、セルフレジでは応募券を手渡すためのスタッフを配置しなくてはいけません。また、有人レジであってもスタッフに応募券を渡す条件をレクチャーが必要になります。 その点レシートを購買証明として用いれば、店舗の負担なくインスタントウィンキャンペーンを実施することができます。 

商業施設、ショッピングモールでのキャンペーン 

応募条件の自由度を活かしたキャンペーンを実施することができます。 施設内の合計○○円以上お買い上げレシートで抽選、「お食事」、「買い物」のレシートで抽選など施設に応じてキャンペーンの内容を変更することができます。 

レシートインスタントウィンウィンの導入事例 

当社のシステムを利用して実施されたレシートインスタントウィンキャンペーンの事例をご紹介いたします。 

商業施設を対象にしたレシートインスタントウィンキャンペーン 

背景 

お客様に商業施設内の複数店舗で買い回りを促進したい。 ご時世的に抽選会場での密集を避けたいし、非接触で実施したい。 繁忙期でもあるので各テナントのスタッフに手間がかかるオペレーションは行なえない。 

実施内容 

施設内の対象店舗で指定のお買い上げ金額以上のレシートをキャンペーンサイトにアップロードし抽選に参加。 当選賞品を消込タイプの当選画面を表示し、施設内で使える商品券と交換できるように設定いたしました。 

結果 

その場で結果がわかるため購買促進や再来店につながりました。 またレシートで実施するためスタッフのオペレーションの負担かけることなくキャンペーンを実施できました。 

まとめ 

この記事では、レシートインスタントウィンキャンペーンの施策案をご紹介しました。 

レシートを活用してインスタントウィンを実施することで開催者と応募者双方とも得られるメリットも多くあります。 

キャンペーンの目的に応じてキャンペーンの内容を決めていくことが大切です。 

『Dline』では、上記でご紹介した様々なキャンペーンのご対応が可能です。 

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