シリアルキャンペーンシステムの種類やチェックポイント
シリアルキャンペーンは新商品の認知度アップや継続購入を促す目的で実施することが多いキャンペーンです。
キャンペーンを実施する際に、どのキャンペーンシステムを使用すべきかで悩まれることが多いのではないでしょうか?
キャンペーンシステムの選定を間違えてしまうと、思い通りのキャンペーンが実施できず、目的から逸れることや想定していた結果に結びつかないということも起こり得ます。
本記事では、シリアルキャンペーンシステムについて応募の受付に必要な機能と、キャンペーン施策ごとに必要となる機能についてお伝えします。
この記事の目次[非表示]
- 1.応募受付に共通な機能
- 2.キャンペーン種類ごとに必要となる機能
- 3.シリアルナンバー発行について
- 3.1.シリアル発行数の算出
- 3.2.発行数から桁数を考える
- 3.3.チェックディジットを使用する
- 3.4.似ている文字の使用を避ける
- 4.メーカーのメリットも最大限にする施策
- 5.まとめ
応募受付に共通な機能
シリアルキャンペーンシステムとして、応募受付時にキャンペーンタイプ関係なく共通で必要な機能について解説します。
シリアル判定機能
入力されたシリアルが正しいものか、未使用のものかを即時に判定する機能です。即時に判定し、問題なければ応募や抽選に進むことができます。
シリアルを入力するページは、通常であればユーザーが手入力を行うフォームになります。ユニークな二次元コードを読み込み、入力フォームにシリアルが自動で入力された状態にする自動フィルイン機能も人気があります。この機能があれば、ユーザーはシリアルを手入力する手間が省け参加率上昇につながります。
確率調整
インスタントウィンキャンペーンを行う場合に必要な機能となります。当選確率を設定し、リアルタイムで応募システムに反映する事が必須といえます。応募コースが複数ある場合はコースごとに個別で設定可能であるかも重要です。
アンケート
応募時にユーザーへのアンケートを設置できる機能があるかもポイントです。アンケートを設置すれば、キャンペーンに参加してくれるユーザーからの貴重な情報が取得できます。
設問にあわせて回答形式を自由に選択できるキャンペーンシステムがお勧めです。また、設問数の制限についても注意し、予定しているアンケートが問題なく実装可能かを確認することも大切です。
キャンペーン種類ごとに必要となる機能
実施するキャンペーンの内容に応じて、上記の機能と組み合わせて必要となる機能が異なります。ここでは施策内容ごとに必要となる機能を解説します。
後日抽選
応募時に賞品を送る為に必要な情報を取得し、キャンペーン期間終了後に抽選を行います。当選者には応募時に入力してもらった情報を基に賞品を発送します。
その為、応募受付時に配送に必要な情報を入力してもらうエントリーフォームの機能が必要となります。
インスタントウィン
応募条件を満たしている場合、即時抽選を行い、その場で当落結果が表示されます。
そのためシリアル判定後に自動抽選できる機能が必要となります。
また、当選者に対して当選画面が再度表示されるような救済の仕組みや当選履歴を確認できるページがあるとユーザビリティーが上がります。
マイレージ
マイページを作成し、シリアル登録ごとにポイントがたまり、たまったポイントを使って賞品に応募します。
マイページを作成しポイントを貯める機能が必要になります。
マイページ登録にメールやLINEログイン認証、X(旧Twitter)ログイン認証などの様々な登録方法があることでキャンペーンの参加率が上がります。
また、シリアルごとに獲得ポイント数を変更できるような機能があると対象商品の単価などによる不公平感がなくキャンペーンを実施できることもマイレージキャンペーンの特徴です。
シリアルナンバー発行について
シリアルナンバーを発行する際にはユーザビリティーの高さと不正応募防止の両方の観点に気を付ける必要があります。
シリアル発行数の算出
想定の応募数やキャンペーン期間内の予想出荷数に合わせてシリアルを発行する必要があります。
シリアルを再度発行するとなると重複を外す必要があり、1回で発行するよりも費用がかかる可能性があるため、事前に必要な数量を確認しておくことが大切です。
発行数から桁数を考える
発行数に対して桁数が多いとセキュリティ面は上がりますが、ユーザーの入力する手間が増えてしまいます。
逆に桁数が少ないと適当に打ち込んだ際に該当してしまう可能性が上がってしまいます。
そのため発行数に合わせて最適な桁数を考える必要があります。
発行数や桁数についても相談に乗ってくれるシステム会社を選びましょう。
チェックディジットを使用する
必須ではありませんが、チェックディジットを使用することで、連番の発行をなくしたり、適当なナンバーを入力する不正応募の防止が可能になります。
完全ランダムで作成する場合よりも安全にキャンペーンを実施することができるので、シリアル発行を行う際は意識してみるとよいでしょう。
似ている文字の使用を避ける
1とl、0とoなどの似た文字を避けてシリアルを生成するようにしましょう。似た文字があるとユーザーがシリアルを入力する際の打ち間違いにつながってしまいます。
自社でシリアル発行が難しい場合はシリアル発行とキャンペーンシステム開発を行える業者を選ぶことで、手間も減りスピーディーに安心してキャンペーンを進めることができます。
Dlineではキャンペーンシリアル発行も承ります。桁数の指定やアルファベットの使用など、カスタムも可能ですのでお気軽にご相談ください。
メーカーのメリットも最大限にする施策
シリアルキャンペーンにSNSを活用することでメーカー側のメリットを最大化することができます。
LINEやX(旧Twitter)での認証を追加すれば、自社の公式アカウントの友だちやフォロワーが増え、ユーザーとの継続的なつながりを獲得できます。
友だちやフォロワーに対してSNSの投稿やトーク機能を利用して新商品や販促企画のアプローチができるというメリットが生まれます。
まとめ
本記事ではシリアルキャンペーンシステムについて以下の事を説明しました。
- 応募受付に必要な機能
- キャンペーンの種類ごとに必要な機能
- シリアルナンバー発行について
- メーカーのメリットも最大限にする施策
シリアルキャンペーンではユーザーにシリアルを入力してもらう必要があるためユーザビリティーの高い入力方法を採用する必要があります。
キャンペーンの目的に合わせた機能が揃っているキャンペーンシステムを選定しましょう。
『Dline』では、シリアルキャンペーンをWebで実施するためのキャンペーンシステムを提供し、デジタルプロモーションを成功に導く施策を実施できます。
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