【2024年版】自動販売機キャンペーンの最新活用事例
最近の自動販売機は、飲料のみならず、焼き芋、スイーツ、牛肉など様々な商品を扱うようになっており、これは新型コロナウイルスの影響で非接触販売への需要が高まっているためです。商品の多様化が進む中、自動販売機を使った売上の拡大には、他社との差別化や認知度向上が重要です。
この記事では、自動販売機の販売促進に役立つキャンペーンの活用事例を紹介し、それぞれの成功のポイントを解説します。自動販売機を使ったプロモーションを考えている方々にとって、参考になる内容をお届けします。
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写真投稿を利用したキャンペーン事例
投稿した写真や画像をSNSなどでシェアすることで、キャンペーンの広告効果も期待できます。このようなキャンペーンは、顧客とのエンゲージメントを高めることができると同時に、新しい視点を得ることができます。
ビタGO!写真投稿キャンペーン(伊藤園)
期間
2週間
プレゼント内容
「ビタミンパワーGO!1ケース」を1,005名様
応募の流れ
- X(旧Twitter)で伊藤園公式アカウントをフォロー
- 対象商品が売っている自動販売機の写真を撮影
- 指定ハッシュタグと撮影した写真をポスト
コメント
商品名に関連したハッシュタグポストを大量に拡散させることでユーザーに知ってほしい商品やサービスの認知獲得を行うことも可能です。
商品がある自動販売機の写真を撮るため購入機会にもつながります。
超激論スープ飲料キャンペーン(acure)
期間
1か月間
プレゼント内容
「びゅう商品券1,000円分」を30名様
「スープマグ(1個)」を70名様
応募の流れ
- X(旧Twitter)の公式アカウントをフォロー
- 指定ハッシュタグをつけて感想を投稿(スープ飲料の写真付きで当選確率2倍)
コメント
アキュアの自動販売機では、メーカーの枠にとらわれない「ブランドミックス」商品として、スープ飲料の販売を行っています。メーカーを横断したスープ飲料全体の認知度向上を狙って本キャンペーンが開催されました。X(旧Twitter)に飲んだ感想を投稿してもらうことで、購入者のみならず、感想を見た潜在層にも商品をアピールすることができます。
また、投稿された内容を収集し、今後のキャンペーンやマーケティング戦略に生かすことができます。
えっ?自販機で?毎月仙台牛が当たる!キャンペーン(with Drink)
期間
10か月間
プレゼント内容
「仙台牛」を毎月180名様
応募の流れ
- 自動販売機で商品を購入
- 購入した商品と自販機合わせて撮影
- 撮った写真をキャンペーンサイトから応募
コメント
購入商品と自動販売機の写真を購買証明としたキャンペーンです。この手法を使うことでシールを張ることができない商品やバーコードがない商品でもキャンペーンを実施することができます。
写真投稿を利用したキャンペーンができるサービスはこちら(費用25万円~)
マイレージを利用したキャンペーン事例
シリアルやラベルに印字されたQRを読み取りキャンペーンサイトでポイントを貯め、ポイントに応じたコースに応募します。
あなただけのSUMMERプレゼントキャンペーン(DyDo)
期間
3か月間
プレゼント内容
3ポイントコース「コラボグッズ」を300名様
1ポイントコース「イラストQUOカードPay」を3,000名様
応募の流れ
- お持ちのスマートフォンで対象商品に記載されているQRを読み込みます。
- マイページ登録画面に遷移するので、必要情報を入力してください。
- マイページにログインすると、1で読み込んだ対象商品にチェックマークが付き、1ポイント取得
- 取得したポイント数に応じて、1ポイントコースもしくは3ポイントコースに応募
コメント
キャンペーン実施期間中における対象商品・サービスの複数回購入を前提としているためのリピート購入を期待でき、キャンペーン実施を通じた優良顧客の育成など大きな効果が見込めます。
また、プレゼント内容として、コラボグッズとデジタルギフトを用意することで、作品ファンだけでなく幅広い層へのアプローチが行われています。
curico楽しくイコカ!いろどりキャンペーン(curico)
期間
3か月間
プレゼント内容
13ポイントコース「Nintendo Switch」を20名様
4ポイントコース「オリジナル レコルト 2ウェイグリル アメット 」を50名様
1ポイントコース「ICOCAポイント 1,000ポイント」を1,000名様
応募の流れ
- キャンペーンサイトでマイページ登録
- 対象商品についているシールに記載のシリアル番号を入力し、ポイントを貯める
- コースに応じたポイントを貯めて応募
コメント
自販機購入限定のシリアルマイレージキャンペーンです。シリアルを活用することで確実な購買証明を活用して実施することができます。また、マイレージタイプなのでキャンペーン期間中の指名買いと継続購入が期待できます。期間中に商品にシールのついていない場合にはキャンペーン事務局に連絡すると対応してもらえるといったサポートも行われています。
マイレージを利用したキャンペーンができるサービスはこちら(費用50万円~)
シリアルを利用したキャンペーン事例
シリアルナンバーをキャンペーンサイトで入力することで参加することができます。
入力後配送先を入力するものから抽選など多くのフローがあります。
「TinyTANコラボ たためる保温冷バッグ」プレゼント(コカ・コーラ)
期間
4か月間
プレゼント内容
「コラボ保温冷バッグ」を300,000名様
応募の流れ
- 対象の自動販売機で対象商品を購入し、当たりのシールがついていたらキャンペーンサイトからシリアルコード入力ページにアクセス
- 配送先情報を入力
コメント
通常、シールを利用したキャンペーンでは、「めくって当落が分かる」「シリアルを入力して当落が分かる」など、シールの種類によって当落を分けています。
しかし、このキャンペーンでは、シールの有無で当落を分けることで、シールの発行量を"当たり"分のみに抑えています。
また、「商品を購入したが、応募シールが貼られていない」などの問い合わせが減ることで、事務局対応工数の削減にもつながります。
Red Bull Join the Pro キャンペーン(Red Bull)
期間
3か月間
プレゼント内容
「オリジナルTシャツ」を4名様
「レッドブル4種入りオリジナルキット」を500名様
「LINEポイント 50ポイント」を80,000名様
応募の流れ
- 対象の自動販売機でレッドブルを購入し、当たりのシールがついていたらキャンペーンサイトからシリアルコード入力ページにアクセス
- 当たりシールに記載されているシリアルコードを入力
- その場で抽選、A・B・C賞のうちどれかひとつが必ず当たる!
コメント
ユーザーがWebサイトでシリアル入力し何コースに当選したか確認するキャンペーンです。当選者が80,000名以上と多く、継続購入やアップセルが見込めるキャンペーンでした。
シリアルを利用したキャンペーンができるサービスはこちら(費用30万円~)
自動販売機の活用事例を参考に運用しよう
一口に自動販売機キャンペーンと言ってもさまざまな種類があり、差別化を図るためにどのようにしてキャンペーンを盛り上げるか工夫を凝らしています。単に売上アップや認知拡大を狙うだけでは、他社との差別化が図れず、キャンペーンが埋もれて失敗に終わってしまう可能性もあります。
いろいろなキャンペーン手法を上手く活用して、より多くの人に参加してもらえる自動販売機キャンペーンを目指しましょう。なお、「企画のアイデアや立案段階からサポートしてほしい」「初めてキャンペーンを開催する」という方は、ぜひデジタルラインまでご相談ください。